「○○さん、可哀想ね」「△△さんも、可哀想よね」
とよく言う方がいますよね。
私にも「お嬢さん、コロナで大学に行けなくて、可哀想ね」と何度も声を掛ける人がいます。
この「可哀想」と言う言葉ですが、
私はめったやたらに使わないようにしています。
だって、その人がその状況を「否定的に捉えているか」なんて、他人には分からないもの。
ちなみに、娘はリモート授業でも不平不満は口にしませんし、
目の前のやるべきことを淡々とこなしているので、
親の私から見て、特別可哀想に思ったことはありません。
可哀想と声をかける人は、どんなエネルギーなのでしょうか?
●自分は心優しいことをアピールしたい
●自分の優位性を確認したい
可哀想を連発する人ほど、相手を助けることはしないかもしれません。
そして、自分も助けてもらえないのです。
これは、障害者の方に対しても当てはまることです。
例えば、「義足で可哀想ね」と足を失った人に言って、
本人は嬉しいでしょうか?
「片親で可哀想ね」と子供に言って、
子供は嬉しいでしょうか?
可哀想かどうかは、本人が決めることです。
Commentaires