もう1年以上お付き合いのあるご相談者さまのお話です。
なかなかうまくいかない遠距離恋愛のご相談。
お相手の都合で、会えなくなったのも一度や二度ではありません。
しかし紆余曲折を経て、ようやく会う約束ができたそうです(^^)
すると「本当に会えますか?」と依頼が入ったのです。
(うーん、会えるか心配で依頼されたんだろうなぁ......)と思いました。
私はこういう時「タイミングが良ければ、会えるだろう。宇宙に "会えますように☆" とお願いして、後はお任せ」と考えます。
確かに、久しぶりに会えるのはとても嬉しいですよね。
でも、期待し過ぎると、期待外れの際のショックが大きいです。
さて、鑑定結果は【彼は来月、エネルギーを消耗していそうです。仕事で疲れているのかもしれませんし、風邪等でバイタリティがなくなっているのかもしれません。疲れてぼんやりしたり、元気のない彼のようすが、視えてきます。力不足で、積極的に会いたいと思えないかもしれません】
という、お伝えしづらい内容となってしまいました。
「この結果から○○さんは何をすべきか? 何に気付くべきかを考えましょう」とお伝えしたら、
【何が彼の為になるかを考え、愚痴を聞いたり、癒しになれる様に心がけた所、私と話しているととても癒されると言ってくれました。 先生のアドバイスのおかげです。(*´∩ω・`)゚+.゚ 忙しい部署への異動の話も断り、私と会う事に再び前向きになってくれて具体的に日にちも決まりました。 今度こそ会えるでしょうか?】
ネガティブな鑑定結果をポジティブな未来のために変換したのは、とっても素晴らしいことです!
しかし、また「会えますか?」というご依頼。
結果は、【会うことがかなうでしょう。 ただ、会って○○さんの希望通りになるかというと、そうではないかもしれません。 「せっかく会ったのに、これだけ?」と思うようなできごとにがっかりする可能性があります。 あまり、期待しないほうがいいでしょう】
というお返事をしました。
なんだか、スッキリしない未来です。
その後、【彼がインフルエンザかもしれないそうで、また会えそうにありません。今度も会えませんか?】というご質問。
そういえば、今月彼は体調を崩すと先月鑑定したよなぁ、と思いました。
「会えますか?」という質問は「会えるかどうか不安」の裏返し。
ご相談者さまは、相当不安になっているのだなぁ、と思いました。
でも、この不安がそのまま現実化しているのです。
会えるかどうかを聞けば聞くだけ、会えるチャンスを遠ざけているのです。
鑑定は手軽に受けられます。
一喜一憂するのも、鑑定の楽しみの一つかもしれません。
でも、未来を聞いたところで、それに対してどんな行動、考え方をするかが大事です。
だとしたら、何度も何度も鑑定をするよりは、その分ヒーリングを受けるなり、神社に行って神様にお願いして、あとはお任せするなりした方が願いは叶いやすいんじゃないかと思います。
「不安にならないためには、どうすればいいか?」 が重要なのです。