今日は終戦記念日ですね。
先ほどバスを待っていたら、「ネイル綺麗ですね」と後に並んでいた白髪の素敵なご婦人に声をかけられました。
私のサンダルから見える足指を見て、そうおっしゃいました。
「ありがとうございます」と言うと、
「私、外反母趾でね〜」としばし、足の話題に(^^;
途中「私、中国にいたことがあるの。纏足ってご存知?」と話が広がり......。
(あ〜、この方は戦時中に中国にいたのかもしれないな)と思いました。
バスが来たので話は終わりましたが、終戦記念日のキーワードかなと感じました。
中国ではかつて、女子は足が小さい方が良いとされ、大きくならないように足をグルグル巻きにされていました。
今思えば、「なんでそんなことを?!」ですが、当時はそれが「常識」でした。
昔の常識は、今の非常識。
日本では戦争があるのが常識でしたが、今は戦争がどんなものかも実感出来ない時代です。
当たり前だと思っていた常識は、覆されます。
今の時代に常識だと思って疑いもしない事、それがいつか「なんであんなことしてたんだろうね?」
と思うときがくるでしょう。
(それは一体何?)
とバスに乗りながら考えました。
あなたの中にはどんな思い込み、拘りがありますか?
自己実現、世界の平和、地球への癒しのために拘っている常識を疑ってみましょう。
同時に、多くの方の犠牲の上に、今の自分や世界があることを振り返ってみる日だと思いました。
たまたま素敵なご婦人に会ったのではなく、
その想いを新たにするために、宇宙が会わせてくれたとしか思えない見知らぬ方との会話でした。