9/30の日経新聞朝刊に、写真家長島有里枝さんが「見せない写真」について書かれてました。
「見せる写真」とは、もちろんインスタに代表されるSNS写真です。
他人に見せることによって、自己承認欲求を満たす写真ですね。
じゃ、「見せない写真」って?
承認されなくてもいい写真です。
長島さんによれば、「褒められないからといって、存在価値が低いわけではない」。
これは、人間にも言えることだと思いました。
みんなに「いいね!」してもらえる自分だけを演出していると、
依存が強くなり、自他の境界線がなくなり、本来の自分から乖離してくことがあります。
いいね!をもらえない自分が自分の中にあってもいい。
それも、自分の一部。
褒められなさそうな部分があって、当たり前。
人間だもの。
他人の共感を得ることばかり考えなくてもいいんです。
自分は自分。
そう思えれば、SNSのキラキラ写真と自分を比較してイライラしたり嫉妬したり、怒りを覚えつつ「いいね!」することもなくなります(笑)