よく、一方的に相手に非があって、自分は気の毒な存在であることをアピールする方がいます。
「ロクな先生に巡り会えず、学びたいことが学べない」というAさん。
「親しいと思っていた相手が突然、手のひらを返したような態度で、攻撃してきた」というBさん。
まず、Aさんですが、
ロクな先生に巡り会わないのはなぜでしょう?
自分に選択の目がないのかもしれませんし、
自分と同じ波動の人に引寄せれられているのかもしれません。
「今まで、ひどい先生ばかりだったんで、あなたには期待してますよ!」
このセリフを聞けば、もう、どんな先生に会っても、良い学びは得られないことが予想されます。
先生が良ければ、生徒全員素晴らしい成績になるでしょうか?
要は、自分がどう取り組むかが重要。
Aさんは「他者依存」の典型です。
Bさんは、自分の何が相手に嫌悪感を与えたかが、分かりません。
ですから、
「自分も悪い部分はあったかもしれないが、相手にきちんと反省してもらいたい」
とのこと。
手のひらを返すまで、相手はずっと我慢してきたのかもしれません。
たくさんの嫌悪感の積み重ねによる爆発が、まるで「攻撃」のように思えたのでしょう。
相手に反省させたくても、それはコントロールできることではありません。
相手に反省させたいのは、自分の怒りがおさまらないから。
自分の優位性を保ちたいから。
まずは、このトラブルから自分は何に気づくべきか?
だと思います。
自分の意識が、現実を引き寄せていることを考えれば、
全て相手のせいではないのです。
